
そもそも「関孫六」ってどう読むんですか~?あと包丁を見ていたら「匠創」とか「青紙鋼」って書いてあったんですけど、これも何て読むのか全然分からないんですけど。
関孫六 =「せきまごろく」

分かります、私も最初は読めませんでした。関孫六は「せきまごろく」、匠創は「しょうそう」、青紙鋼は「あおがみこう」と読みます。関孫六はシリーズ名が24種類もあって、その中にはこの2つのようにパッと見ただけでは読み方が分からないものがたくさんあるんです。今日は読み方が難しいシリーズ名を写真付きで一気に紹介して、最後に関孫六というブランド名そのものの由来もお伝えしますね。
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「関孫六」自体の読み方は?
まず「関孫六」自体の読み方からお伝えします。関孫六は「せきまごろく」と読みます。岐阜県関市で活躍した名刀匠「関の孫六」にちなんで名付けられたブランド名で、貝印公式サイトのブランドヒストリーでもこの由来が紹介されています。詳しくは記事の後半で解説しますね。
読み方が難しい商品名・シリーズ名まとめ
ここでは、関孫六の商品名・シリーズ名の中でも特に読み方が分かりにくい12シリーズを、写真付きで紹介します。
匠創(しょうそう)

貝印公式のプレスリリースで読み方が明記されているシリーズです。柄まで一体成型のオールステンレスで、継ぎ目に汚れが溜まりにくいのが特徴。三徳包丁165mmは4,950円(税込)です。
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要(かなめ)

関孫六シリーズの最高峰と位置づけられているラインです。切付(きりつけ)5寸(150mm)で24,200円(税込)と、シリーズの中でもかなり高価格帯。「要」は物事の一番大事な部分を意味する言葉で、貝印公式のPR記事でも「かなめ」と読み方が明記されています。
関孫六 要 切付5寸の詳細・購入はこちら

「切付」ってどんな形なんですか?

刃先が斜めに切り落とされたような形の和包丁のことです。三徳包丁のように万能に使えつつ、野菜や果物の細かい作業もしやすい形なんですよ。
萌黄(もえぎ)

「萌黄」は若葉のような黄緑色を指す色の名前です。読み方が難しい漢字ではなく、一般的な色名としての読みがそのまま使われています。三徳165mmは3,630円(税込)。
関孫六 萌黄 三徳 165mmの詳細・購入はこちら
茜(あかね)

夕焼けのような赤色を指す色の名前です。萌黄と同じく一般的な読み方がそのまま使われています。三徳165mmは4,840円(税込)。
関孫六 茜 三徳 165mmの詳細・購入はこちら
金寿(きんじゅ)・銀寿(ぎんじゅ)
「寿」を「じゅ」と読む点が分かりにくいポイントです。金寿は炭素鋼を中心とした切れ味重視のライン、銀寿はステンレス中心でお手入れしやすいラインという違いがあります。
碧寿(へきじゅ)・松寿(しょうじゅ)

「碧寿」も金寿・銀寿と同じく「寿」を「じゅ」と読み、「へきじゅ」となります。刺身包丁210mmは4,950円(税込)。同じ「寿」シリーズには「松寿(しょうじゅ)」というラインもありますが、こちらは今回商品ページを確認できませんでした。見かけたら「しょうじゅ」と読んでみてください。
関孫六 碧寿ST 和包丁 刺身 210mmの詳細・購入はこちら
白銀(はくぎん)

「しろがね」ではなく「はくぎん」と読みます。柄まで一体成型のオールステンレスで、刃元には日本刀の鍛造を思わせるエッチング加工が施されています。三徳165mmは13,200円(税込)。
関孫六 白銀 三徳 165mmの詳細・購入はこちら
木蓮(もくれん)・桃山(ももやま)
木蓮はモクレンの花、桃山は「安土桃山時代」と同じ読み方です。桃山と同じく歴史用語が使われているシリーズに「安土(あづち)」もありますが、こちらも今回は商品ページが確認できませんでした。
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ひらがな表記のシリーズも一覧で紹介
ここでは、最初からひらがな表記なので読み方に迷わないシリーズをまとめて紹介します。読みやすい分、こちらも合わせて覚えておくとシリーズ選びの参考になります。
べにふじ・わかたけ
しろねず・あまいろ・ほのか・いまよう
いずれも軽くて扱いやすい入門〜ミドルクラスのラインです。

しろねずのペティナイフ120mmは3,300円(税込)。詳細・購入はこちら

あまいろの三徳165mmは6,050円(税込)。詳細・購入はこちら

ほのかはreddot design award 2023を受賞したシリーズです。詳細・購入はこちら

いまようは槌目模様が入った刃が特徴。三徳165mmは6,050円(税込)。詳細・購入はこちら
このほか「くじゃく」というシリーズもありますが、今回は商品ページが確認できませんでした。
「紫鳳」「濃州」は関孫六じゃない?間違えやすい別ブランド

「濃州(のうしゅう)孫六」って包丁も見たことあるんですけど、これも関孫六の一種なんですか~?

気を付けて下さい。! 「濃州(のうしゅう)孫六」は関孫六(貝印)とは別の刃物ブランドです。どちらも刀匠「孫六」の名にちなんでいますが、まったく別の会社が作っている商品なので、購入時に混同しないよう注意が必要です。同じように「紫鳳(しほう)」というシリーズ名も見かけることがありますが、こちらも2026年8月時点で関孫六の公式シリーズ一覧(24種類)には含まれていません。
関孫六ブランドの由来・歴史
最後に、関孫六というブランド名がどこから来ているのかをお伝えします。
名前の由来は、岐阜県関市にいた名刀匠「関の孫六(せきのまごろく)」です。貝印公式のブランドヒストリーによると、2代目「孫六兼元(まごろくかねもと)」という刀匠が打った刀は、見た目の美しさと頑丈さ、そして抜群の切れ味を兼ね備えていて、「折れず、曲がらず、よく切れる」と評されていたそうです。
孫六兼元は「四方詰め(しほうづめ)」という独自の鍛刀法を編み出したことでも知られています。その刃文は「三本杉(さんぼんすぎ)」と呼ばれる特徴的な模様で、尖った刃文が3つずつ連なるように見えることからこの名が付きました。戦国時代には多くの武将が、この切れ味と強靭さを兼ね備えた刀を「関物(せきもの)」として愛用していたと伝わっています。
そもそも関市は、鎌倉時代から良質な松炭・土・水がそろっていたことから多くの刀匠が集まり、「刃物の都」と呼ばれるまでに発展した土地です。実は関市は、イギリスの「シェフィールド」、ドイツの「ゾーリンゲン」と並ぶ世界三大刃物産地のひとつで、頭文字を取って「刃物の3S」とも呼ばれています。国内の包丁生産シェアの約半分を占めているとも言われていて、「SEKI, JAPAN」のブランドは世界的にも認められているんです。貝印はこの「関の孫六」の教えと、自社の最新技術を掛け合わせてブランドを立ち上げました。それが「関孫六」の始まりです。ブランド名には、名匠の技と心を受け継いでいくという想いが込められているんですね。

ちなみにですが、シリーズ名の多くに色の名前(萌黄(もえぎ)・茜(あかね)など)や歴史用語(桃山(ももやま)・安土(あづち)など)が使われているのも、こうした「日本の伝統」を大切にするブランドの姿勢が表れているのかもしれませんね。
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まとめ
関孫六には読み方が難しいシリーズ名がたくさんありますが、慣れてしまえばそれぞれの個性が分かって選びやすくなります。
✨ 初めての1本を選びたい方 ⇒ 匠創(しょうそう)・わかたけなど、お手頃な価格帯のシリーズがおすすめ
✨ 贈り物や特別な1本を探している方 ⇒ 要(かなめ)・白銀(はくぎん)など、上位ラインのシリーズがおすすめ
✨ 見た目にもこだわりたい方 ⇒ 萌黄(もえぎ)・茜(あかね)・木蓮(もくれん)・桃山(ももやま)など、色や自然をモチーフにしたシリーズがおすすめ
是非、この記事を参考に関孫六のシリーズ名を読めるようになって、お気に入りの1本を探してみて下さい!
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